THE SECRET SHOW

このタイトルは何かというと、2006年にテレビ東京で放送された、数少ない次長課長の出演映画作品です。
この頃は、次課長がテレビに出始めて一番忙しかった時期であり、私が次課長にハマりたての時期でもあります。
この作品は30分の短編映画で、テレビ東京の深夜に放送されました。
私は非常に楽しみにしていたのですが、放送日になんと眠ってしまい、見れず悲しみに打ちひしがれました。涙も流しました(笑)

そして4年経った今、その作品がDVDになってアマゾンで売られているではありませんか!!
(実際はもっと前から発売されていたんですが)
購入しましたよ私。
ペーパービュー作品(ネットと連携したパスワード式有料ムービー)なので、通常は店頭に売られてるかは分からないんですけれども、私はアマゾンで購入しました。


念願の次長課長出演作品。
そりゃもう届いた時は跳んではねて喜びました。

早速視聴。(以下ネタバレあり)















−物語の主人公は優秀な自転車便・堀田(要潤)。堀田は、女性からある物をテレビ番組『THE SECRET SHOW』で司会を務める、田島新之助(石原良純)へ届けてほしいと伝えられる。
番組が始まる22時までに届けなければならないのだが、時計を見ると時刻は21時44分。
女性は田島の愛人で、堀田が速効で部屋を出ようとすると、そこには彼女の夫が立ちはだかり、邪魔をする。
彼によって開けられた届ける袋の中身は、なんとカツラ。
そう、大物司会者・田島はカツラをつけていた。
しかし、堀田の仕事は絶対に成功しなければならない。そうしないと会社の信用を損なってしまう。
堀田は自転車にまたがり、大急ぎでテレビ局へ向かった。


一方で、カツラを忘れてきてしまった田島は、マネージャー(河本)に「嘘を見抜き、真実を追求する大物リポーターがカツラだったなんてバレたら番組も降板かもしれない」と怒られていた。
とりあえず自転車便が届けにくるとは聞いたものの、もし間に合わなかった場合を想定して他のカツラを物色するマネージャー。
しかし、田島にあうカツラは見当たらない。
マネージャーがカツラを倉庫に戻しに行っている間に、「もうすぐ本番です」とAD(井上)がやってくる。
マネージャー以外にカツラのない姿を見せてはいないので、田島は焦りながらもドア越しで対応する。
ADが置いていった衣装を取ろうとこっそり扉を開けると、携帯電話が落ちてしまった。
それを取ろうとしたとき、扉が閉まり、なんとオートロックがかかってしまった。
この姿を誰かに見られたら大変なことになる。
絶対絶命の大ピンチ。


ちょうどその頃、堀田がテレビ局へやってきた。
急いで田島に合わせろと言うが、フロントが電話をかけても一向に応答しない。
それもそのはず、田島は楽屋に入れないのだ。
堀田は急いで田島のいる楽屋へ向かった。


本番が間近に迫り、ADが再び田島の楽屋へ走っていった。
足音を確認した田島は、どこかの部屋に隠れようとしたが、全ての楽屋に鍵が閉まっていて入れない。
もう終わりだ、と諦めかけていたその時、エレベーターから堀田がやってきた。
堀田はカツラを投げ、田島はすぐさま装着。
それと同時に現れたAD。
「もうまもなく本番ですので急いでスタジオへ!」
こうして本来の姿がバレることなく、本番を迎えられると思った次の瞬間、愛人の夫が乗り込んできた。
夫は、掃除のおばさんから掃除機を奪い上げ、田島のカツラを吸い取ってしまった。
唖然とするADと後からやってきたマネージャー。
夫は到着するまでに暴力を働いてきたので、すぐに警備員に捕まっていった。
田島は急いで掃除機の中を開けると、そこにはバラバラになった無残な状態のカツラがあった。
悲しみに打ちひしがれていると、そっと堀田が歩み寄った。
そして、ヘルメットを脱いで、なんと髪の毛を取った。
堀田もカツラだったのである。
「僕にとってこれは必要ない。これを使ってください」
田島は受け取ったカツラを装着し、ADとマネージャーとともに本番へ向かった。











とまあ、ざっとこんな感じです。
感想は、すごくスリル感があって、30分だけど見ごたえがありました。
というかキャストが豪華。
その中にちょいと若き次長課長の姿を拝めるとは!
河本さんは、しっかりしつつもちょっと弱気な後輩マネージャー役で、結構役どころ。
井上さんは、腰の低い、常に走るADでした。
カツラが取れた瞬間の田島を見る井上さんの表情が秀逸。
次課長だけのツーショットもありましたので、嬉しかったです。


他にも外国の作品がいくつかあって、邦画はこれだけ。
私はたぶん他の作品は見ないです。一作品につきお金取られるので(笑)


さて、充分堪能したし、これからバイトへ行こうと思います。