神保町・YD100

観てきましたよ。


今月は、麒麟川島『パンティストッキングダイナマイト』、ジャルジャル後藤『愛2007』、ライセンス藤原『ジブンレース』。


『パンティストッキングダイナマイト』は、主人公・祐一(ピース又吉)があるラジオ番組の大喜利コーナーに投稿した作品が読まれたことから始まるストーリー。

人間てこういう生き物だよね、と改めて思わせる完成度の高い作品でした。
潔い、爽快なものではなく、曖昧な、いい意味で気持ち悪さが滲み出てる感じ。
実際に登場する人物は、なんと主人公とその母親のみ。展開的に派手さはなかったのですが、じわじわと物語の世界に引き込まれていきます。
川島さんの世界観を目の当たりにした作品でした。



『愛2007』は簡単に言うと、ただのコント(笑)
橋爪(福徳)と勝田(後藤)の彼女を巡る愛の戦い。ずっと走ってます。

基本みんな何故か声が高い(笑)
ジャルジャル特有のしつこさが全面に押し出されてます。
ジャルジャルってネタは後藤さんが作ってるんですかね?
一番笑いました。



『ジブンレース』は幼い頃、何事にも自信が持てなかった南光寺(藤原)が、「負けても自分の中で一番だったらいい」という父親の言葉を受け、ジブンルールを作り、それに勝ち続けていくというジブンレーサーの物語。

面白い着眼点です。道路の白線だけを通っていくなど、誰もが一度は作ったジブンルール。共感でき、それを大きくして話を展開させていくところがいいです。
私はてっきり、ジブンレースはいろいろな人がやっているのかと思っていました。
内容が少し物足りなかったので、すごく続きが見てみたい作品でした。

個人的に、アームストロング栗山さんの演技好きです。だるそうな雰囲気がいい。




ざっとこんな感じでしょうか。
この間見に行った『オスメス』の写真できてるかなと思ったんですが、気が早かったようです。
また行く機会があったら、絶対に手に入れたいです。